「住職日記」(2008年1〜12月分) | |
|
今様・正信念仏偈!? この9月から地元新聞2紙(日本海新聞、山陰中央新報)を始め、全国各地の新聞で五木寛之氏の小説『親鸞』の連載が始まりました。 一読した限りでは、親鸞聖人の忠実な「伝記」と言うよりも、あくまで聖人をモデルとした「小説」、といった印象なのですが、それなりに毎朝楽しみに読んでいます。 さて、作中、
当時の世相を表すものとして、庶民の間で大流行していた俗謡、「今様(いまよう)」がしばしば登場します。
この「今様」、現代風、当世風、今風という名が示す通り、当時の流行歌だったそうですが、聖人が生涯にわたって作られた膨大な数の「和讚」もこの影響を受けているそうです。
どちらも日本人には親しみやすい七五調の四句構成。 |
|
さて、蘊蓄(うんちく)はこのくらいにして、ここからが本題。 本山では七百五十回 御遠忌ソングが決定したとのことですが、どうせ“現代風”にというのなら、いっそのこと“ラップ”というのは如何でしょう。 では、軽い「お遊び」ということで……
……ちと、羽目をはずし過ぎたか、……(-_-;) そこのアナタ、そう目くじらを立てないで。……m(_ _)m (12月13日) |
|
われら鳥取県民の心の依処 秀峰「大山(だいせん)」 (12月7日撮影) |
境内の「紅葉」 「裏を見せ 表も見せて 散るもみぢ」 (12月5日撮影) |
前言撤回
|
仕方がないので去年使ったバケツに土を入れ、肥料もアレコレ混ぜ込んで、準備完了。 |
『裏・住職日記』の方で「今年は『米』はやらない」とコメントしていましたが、やらないのは、『米作り』ではなく、『米のブログ』だった、ということにしておいて下さい。m(_ _)m (6月30日)
|
【追 記】 (9月2日) |
朋(とも)あり。遠方より…… |
同門の先輩であり、かつ心許せる法友であるMr.ぎぶそんさんが ご本(左・画像参照)を出されました。所属寺院の記念事業の一環だそうで、当方にも一冊贈って下さいました。 \(^o^)/ 早速拝読しましたところ、まさしく「暮らしの中で真宗を語る」とでも言うべき内容で、お念仏の中で日暮らしするとはどういったことなのか、きわめて素朴かつ具体的に、ぶっちゃけて言えば堅苦しくも抹香臭くもなく、語られてありました。 再読三読するうちに、行間からは、 「○○君、自分(注・関西弁で二人称「きみ」「あなた」を表す)なあ、いったいどんな関心で、いったいなんのために仏教 (真宗)を学んどるんや?」 といった、著者の肉声が、それこそ独特の関西弁のイントネーションで聞こえてくる気さえしてきました。 |
|
ふと見ると |
|
|
桜の思ひ出 私の住む米子市の近郊にちょっとした桜の名所があります。
今から7年前のちょうどこの時季に、ツレアイとまだ幼かった長男・長女の家族4人で桜見物と洒落込みました。
「取材」も終わり、
と聞いたこちらの質問にかえってきた答えは、
私が当ホームページの開設を決意した瞬間でした。
あれから7年、増えたのは歳と家族とシワの数。 今年は子供たちを連れて久しぶりに花見にでも出かけてみようか……。 (4月1日) |
|
|
謹 賀 新 年
旧年中の御厚誼に深謝し、本年も宜しく御指導の程お願い申し上げます。 (2008年1月1日) |
|
Copyright(C) 2001.Sainenji All Rights Reserved.