法話ライブラリー   真宗大谷派 西念寺
 
「住職日記」(2007年6〜12月分)
 
 
 

実りの秋
       

 


秋到来。

田んぼの稲が見事に穂を実らせました。

……どこの「田んぼ」かは言わずもがなでしょう。

(9月13日)
       

 
 

「恥ずべし、傷むべし。」
       

 

 朝な夕なに仰ぎ見るお御堂の御本尊(阿弥陀如来)さまですが、最近何やらお顔が厳(いか)めしい。
 と言うよりも、はっきり言って私を怒っていらっしゃるように見えてなりません。
(まあ、光線の加減もあるでしょうが……)

 正直言って、「身に憶え」がなくもないような……

 でも……、「わかっちゃいるけどやめられない」。(by植木等)

 ……申し訳ございません。南無阿弥陀仏。

(8月31日)

 (……う〜む、我ながら「意味深」な日記だ)

 
 

朝顔の不思議
       

 


 前回↓(7月5日)の画像で紹介したように7月、境内の朝顔の花の色は淡い「赤紫」でした。

 それが8月に入った途端、一斉に濃い「青紫」に変わってしまいました。

何とも「不思議」です。

 もちろん同じ種から生え、同じ蔓に咲いた朝顔……のはず。

「最初から2種類の種があったんでしょ」と家人はいたって冷淡ですが、それならば、咲く時期がくっきりと分かれたりせず、同時に2種類の花が私たちの目を楽しませてくれていたはず。

 誰かこの「ナゾ」を解いてください。 

(8月6日)

【追 記】

 9月になって気候も大分涼しくなり、まれにですが「赤紫」の花が咲くことがあります。
 ただ、同じ蔓に「赤紫」と「青紫」が同時に咲くということはありませんし、数から言えば「青紫」が圧倒的に多い……。

 ということは、やはり同じ種類の朝顔であっても「気温」とかの諸条件によって発色の度合いが違うのではないのだろうか……、と。

(……って、まだ考えているのか、俺。) 

(9月13日)

 
 

夏到来
       

 


境内の「朝顔」は今が盛りと咲いております。

(7月5日)  

 
 

祝、「石見銀山」世界遺産登録決定。
          ― 6月の出来事(その3) ―

【クライストチャーチ(ニュージーランド) 28日共同】
 ニュージーランドのクライストチャーチで開催されている国連教育科学文化機関(ユネスコ)の第31回世界遺産委員会は28日、 日本政府が推薦した「石見(いわみ)銀山遺跡とその文化的景観」(島根県大田市) を世界遺産(文化遺産)に登録することを決めた。
 これで日本の世界遺産は文化遺産11件、自然遺産3件の計14件となる。産業分野の遺跡としては国内初。
正式登録は7月2日の予定で、国内遺産の登録は2005年の「知床」(北海道)以来。
                                      (2007年6月29日付『日本海新聞』紙面記事より)

石見銀山
石見銀山(いわみぎんざん)は戦国時代後期から江戸時代前期にかけての日本最大の銀山。鉱脈は石見国東部、現在の島根県大田市大森の地を中心とし、同市仁摩町や温泉津町にも広がっていた。日本を代表する鉱山遺跡として1969年(昭和44年)に国指定の史跡に登録された。また、2007年(平成19年)には、ユネスコの世界遺産への登録が決定された。

世界遺産
世界遺産(せかいいさん - WORLD HERITAGE)とは、1972年のユネスコ総会で採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」(世界遺産条約)に基づいて、世界遺産リストに登録された遺跡や景観そして自然など、人類が共有すべき普遍的な価値をもつものを指す。

 言わずと知れた(?)西念寺発祥の地(『西念寺の紹介』参照のこと)であります。\(^o^)/

 ……「それがどーした」と突っ込まないように。(爆)

(6月29日)

 
 

西念寺婦人会創立70周年記念法座
          ― 6月の出来事(その2) ―

 かねて当サイトでも告知しておりました西念寺婦人会創立70周年記念法座が去る6月24日(日)、開催されました。

 当日は、大谷大学名誉教授の三桐慈海先生(島根県・妙覚寺住職)に「お念仏の相続・いのちの相続」という題でお話しいただきました。
 土砂降りの悪天候にもかかわらず、約60名の御門徒の皆さんがお参り下さり、熱心に御聴聞なさっておられました。

 また、70周年を記念して婦人会より西念寺に新調の「幔幕」を御寄贈いただき、併せて披露致しました。

 講師先生、役員さん、御門徒の方々、関係各位の皆様に心より感謝申し上げます。m(_ _)m

(6月24日)

 

法話中の三桐先生

寄贈された『幔幕』


当日の「住職挨拶」へはコチラから

 

 
 

明道小学校「まち探検」
          ― 6月の出来事(その1) ―

 6月19日(火)、今年も明道小学校の2年生が課外授業「まち探検」で西念寺を訪れてくれました。

 坊守はと言えば、子供たちのためにお茶だ、お菓子だ、お土産だのの準備に大わらわ。

 住職はと言えば、ご本尊のお花はしおれていないかだの、事前に手渡された質問に何と答えればいいのか(しかも、2年生にわかるように)だの、と頭を抱えている始末。

 普段着でお迎えした前回、到着早々「お坊さんがいない」との子供の声があったとかで、今回は気合いを入れて間衣・輪袈裟着用でお出迎え。

 雨模様だった前回とはうって変わって暑いほどの好天に恵まれた19日の朝。
 準備万端・気合い充分で迎えた開始予定の午前9時半。

……子供たちが来ない!!(^ ^;)

 

到着。(暑かったヨ〜)

お茶とお菓子でちょっと休憩。

鐘を撞きました。(大きな音にビックリ)

 
 結局約10分遅れで第一陣が到着し、その後は陸続と……。

 2年生総勢43人が7、8人のグループ(計6グループ)に分かれて、午前9時半から11時半までの間に、ウチの他に駄菓子屋(2軒)、パン屋、ロクロ工場、図書館を、しかも自分たちで回り順を考えて「探検」して行かなければならない、と言うのですから結構ハードです。

 最後なぞは3つのグループがほぼ同時に西念寺に到着。
 約20人が一気に質疑応答に突入……。(^ ^;;)
 「西念寺の境内」が最後の集合場所に指定されていたので最後に「探検」、と後回しにしたところが、考えることは皆一緒だったというワケ。 

 質問の後には用意のお茶とお菓子で休憩してもらい、お土産も渡して、最後は今回だけのスペシャルイベント、「鐘撞き」体験へ。
 1人1発ずつとはいかなかったけれど、何人かずつで打ってもらって、大きな音と長く続いた余韻に子供たちも喜んでくれたようです。
 時ならぬ鐘の音にご近所の皆さんはさぞ驚かれたことでしょう。
 どうもお騒がせ致しました。m(_ _)m 

 受け容れる側もそれなりに大変ではありましたが、何より楽しかったし、子供たちのエネルギーを一杯貰いました。
 学校に帰った後、先生の「今日一番楽しかったところは?」の質問にかなりの子供が「西念寺!」と答えてくれていたそうです。

 お別れの時、境内に集合した子供たち全員から「ありがとうございました」というお礼の言葉を頂戴しましたが、何の何の、こちらこそありがとうございました。

 先生方、子供たち、暑い中、本当にお疲れ様でした。\(^o^)/

(6月19日)

 

最後は全グループが境内に集合。
これから再び徒歩で学校へ。(^ ^;)

 
 

2007年1〜5月分 現在の「日記」 2008年1〜12月分

 

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